50代 女性
介護職(夜勤勤務あり)
仕事による疲労感が強く、疲れが溜まると頭痛が出ることがあり、仕事にも支障を感じておられました。
[ご来院時の主なお悩みと状態]
・慢性的な首肩こり
・腰痛
・猫背・巻き肩
・疲れが溜まると頭痛が出る
・夜勤勤務による睡眠時間のばらつき
・慢性的な倦怠感
慢性的なこりだけでなく、疲労感や倦怠感については、睡眠不足や血流、酸素供給、栄養状態など、さまざまな要因が重なることで、身体が十分に回復しにくい状態になることがあります。
これまでの施術経験やお身体の状態からも、そのような傾向があると考え、施術を組み立てました。
東洋医学的な考え方
東洋医学では、このような疲労に伴う頭痛は、エネルギー不足を示す「気虚(ききょ)」や、栄養不足とされる「血虚(けっきょ)」、水分代謝の乱れである「水滞(すいたい)」などが関係すると考えられています。
また、倦怠感や疲労感には、姿勢の崩れ(猫背)が影響する場合もあると考えられています。
※参考:くまもと中医クリニック
https://kampo-clinic.jp/pain/頭痛
[施術方針]
東洋医学では、疲労によって猫背姿勢になることで、エネルギーや栄養が全身へ行き渡りにくくなり、身体を支える力が低下すると考えられています。
そのため今回は、姿勢の崩れによって東洋医学でいう「気血」の巡りが滞っている可能性、肩や背中のこり、倦怠感が慢性化している可能性を考慮し、施術を行いました。
また、猫背では胸郭の動きが制限されやすく、呼吸が浅くなることで疲れやすさにつながる可能性があることも報告されています。
※参考:大阪電気通信大学
https://www.osakac.ac.jp/whoslab/research/hazaki
そこで、
・猫背改善を目的とした胸郭・股関節へのアプローチ
・横隔膜の動きをサポートするための肋骨周囲への施術
・施術前後で呼吸の深さや胸郭(肋骨)の可動性を確認
・首肩への負担軽減を目的とした
を中心に施術を進めました。
さらに、ストレスや浅い呼吸の影響も考えられたことから、食いしばりに関係する顎関節周囲(咬筋・側頭筋など)の筋緊張にもアプローチしました。
ストレスによる食いしばりは、自律神経の影響によって筋肉が緊張しやすくなることが一因と考えられています。
※参考:梅田茶屋町クローバー歯科
[施術経過]
週1回の施術を継続
約1か月が経過した頃には、首肩こりや腰痛が少しずつ軽減し、「身体が以前より楽になった」とのお声をいただきました。倦怠感も徐々に減少していきました。
約2か月後には、当初丸まっていた背中も改善され、呼吸時にも肋骨に手を置くと肋骨の広がりが自然と動くようになっていました。ご本人からも「以前より呼吸がしやすくなった」とのお話がありました。
それに伴い、頭痛や食いしばりも徐々に減少し、日常生活でも身体が動かしやすい日が増えたとのことでした。
夜勤勤務による生活リズムの乱れや睡眠不足が続く時期には疲労感が強くなることもあるため、現在も仕事による疲労の蓄積を考慮し、再発予防と体調管理を目的としてメンテナンスを継続されています。
*これらはあくまで一例であり、お体の状態や体質によってアプローチや経過は異なります。
当院では丁寧なカウンセリングをもとに、お一人おひとりに合わせた施術を行っています
当院では医療行為は行わず、鍼灸や生活習慣改善を通じて体調管理のサポートを行っています。
※本症例は、結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
【この記事の著者(整骨院)】
〇開業から18年、延べ10万回の施術経験を持つ
〇地域講師活動
〇キッズコア(子供体操教室)
〇高齢者体操教室
〇瀬野川体操教室講師活動
〇企業訪問、企業講師施術
〇KidsDoに掲載経験
〇訪問施術
〇はり師・きゅう師(国家資格)
〇柔道整復師(国家資格)
〇jcca公認セミナー多数参加
〇放課後児童クラブでの運動指導
〇IGL医療専門学校での講師
〇オンラインでの講師活動
〇広島市での地域イベント活動
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